エンジン排気のスモーク濃度を簡単に計測できます。サンプリング、計測、ろ紙送りの工程を完全に自動化し、低濃度に対応可能な検出感度を向上させる吸引量の可変モデルも加えています。またエンジン制御システムに対応した、外部制御オプションを備えています。
フィルタ式スモークメータカタログ(2018) | PDF(1.6 MB) |
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製品情報
ラインナップ
JIS/ISO対応 吸引量可変(300~10,000cm3の 研究開発向けモデル)
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GSM-22A
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GSM-22
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JIS対応 吸引量330cm3固定のベーシックモデル |
GSM-3TDLA
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GSM-3TDA
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オプション、消耗品 |
特長
自動化された計測シーケンス一回のボタン操作で排ガスの吸引、ろ紙の反射率測定、および管路の自動パージが行われるため、短時間で個人差のない計測が可能となります。ろ紙はロール式で最大660回の連続測定ができ、ろ紙交換の省力化にも貢献します。 |
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良好な再現性と高い検出感度低濃度における計測再現性を向上させるため、ドリフトの少ない温度補償型検出センサを採用しています(GSM-3TDAを除く全モデル)。また研究開発向けモデル(GSM-22, 22A)では、スモーク濃度が低い時に、吸引量を増やして検出感度を高める吸引量可変機構を採用しています。 |
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外部制御に対応通信(RS-232C, Ethernet)や接点入力による外部制御に対応し(一部オプション)、自動化された実験設備などユーザの計測システムに組み込むことが可能です。 |
仕様
型番表示方法
アプリケーション
品質検査エンジンや車両の品質検査では、排気管の終端からプローブを挿入することで、簡単にスモーク濃度を計測できます。 |
研究開発ディーゼルやガソリン直噴エンジンの研究開発では排気管に直接プローブを取り付け、エンジンの様々な条件におけるスモーク濃度が計測できます。 |
機種別選定基準
FAQ
排ガスに水分が多く含まれていますが、GSM-22での測定は可能ですか?
GSM-22のサンプル系は加熱されていません。 水分が多い場合はSootが配管系に残留したり、ろ紙が破れたりすることもあります。 このような場合にはGSM-22A(加熱型)の使用をお勧めします。
外観図
GSM-22,-22A |
GSM-3TDA, -3TDLA |
アクセサリ類
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プローブ類 |