超高圧型 デジタル圧力計
UHP-808
製品情報
特長
- 超高圧起歪方式のため圧力室容積が小さい
- ±0.1%FSの高精度(700MPaでは±0.3%FS)
- 配管接続部は定評あるAE-F250-C継手の採用
- 1ms/90%以上の高速応答特性
- 漏洩確認が簡単なBLOW OUT HOLEを標準装備
仕様
構成 | 圧力センサ+アンプ+表示器 |
使用流体 | 腐食性流体、気体(センサ材質 SUS316系) |
圧力測定モード | シールドゲージ圧 |
圧力測定レンジ | (1) 0~70 (MPa) (2) 0~140 (MPa) (3) 0~350 (MPa) (4) 0~500 (MPa)※ (5) 0~700 (MPa)※ |
過大圧力 | 圧力測定レンジ迄 |
精度 | ±0.1%FS ※ただし(4)(5)レンジは±0.3%FS |
使用可能温度範囲 | -54℃~120℃ |
性能補償温度範囲 | 15℃~70℃ |
ゼロ点温度係数 | ±0.01%FS/℃ |
感度温度係数 | ±0.01%FS/℃ |
出力 | 出力電圧:0~10Vを標準として圧力値に対応 出力抵抗:100Ω 出力電流:5mA |
表示 | LEDフル4桁+1、最大表示19999 |
オプション | (1)脈動平均化フィルタ (2)各種高圧接続継手 (3)単位切換(MPa、Bar、kgf/cm2)の内2種類を選択可 |
電源 | AC100V±10% 50/60Hz, 15VA |
装置寸法 | W130 x H120 x D230 |
精度特性
超高圧400MPaの範囲で±0.1%FSの範囲に入り,コモンレール噴射ポンプの吐出圧力を高精度で検知できます。
アプリケーション
- ディーゼル機関のコモンレールポンプ吐出圧力
- 超高圧リークテスタ
- 食品の高圧殺菌
- 地底内部圧力
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計測原理
圧力計測にはダイナミックレンジの広い性能が求められ、特徴ある多くの検出方式があります。現状の計測レンジは微圧の数Paから超高圧10,000MPa迄が実用化され、そのダイナミックレンジは10の9乗にも及んでいます。一般に、100MPa程度の圧力迄は、受圧膜の変位量を計測する方式がほとんどです。しかし、これ以上の超高圧では精度、ダイナミックレンジおよび寿命等の観点から、特殊な起歪筒方式を採用したModel UHP-808で±0.3%FS以上(オプションでは±0.1%FS)の精度を確立しています。 |
計測事例
試験名称
コモンレールポンプの吐出圧力
計測概要
新ACE研究所による予混合ディーゼルのコモンレールポンプ吐出圧力の計測例で、燃料噴射時の振動波形が検知されています。
計測結果