高速応答型 圧力信号増幅器
DPC-1
製品情報
司測研のモデルDPCシリーズ リラクタンス型差圧センサ用増幅器は、当社モデル P7D、P3D、P90D等の差圧センサにマッチするように製作された増幅器です。
DPC-1 はラックマウント可能な増幅器で多チャンネル化にも最適です。
(仕様)
項目 | 内容 |
---|---|
適合差圧センサ | P7D、P3D、P90D、P90DLの各センサ |
適合インダクタンス | L1、L2 約20mH ±5% |
適合センサ電圧 | 約20MV/V/FS圧力以上のセンサ |
励振電圧 | 約5 KHz方形波 約15Vp-p |
直線性 | インダクタンス変化-出力特性 ±0.5%以内 |
周波数応答 | DC~1 KHz ±5% |
温度安定度 | ±0.1%FS/40°C |
電源安定度 | ±0.1%FS/±10% |
長時間安定度 | ±0.5%FS/10H以内 |
残留キャリヤー電圧 | 30MVp-p以下 |
使用温度 | 0~50°C |
出力 | 0~10VFS/FS圧力 出力抵抗100Ω以下 |
出力切換 | 0ー1V/0ー10V切換付 |
電源 | AC100V50~60Hz5W |
付属品 |
圧力センサ接続ケーブル 3m1本 出力ケーブル 3m1本 |
重量 | 約1.5kgw |
下記に、正面図、側面図、背面図を示します。
計測原理
圧力により受圧膜が変位しますと磁気抵抗変化が起きてL1、L2の差動インダクタンスが変化し、この変化がブリッジに印加されたキャリアー電圧によって微小なキャリアー電圧変化となって出力されます。この電圧をキャリアー増幅器で増幅し同期検波(複調)してキャリアー分をフィルタで除去して直流増幅し、出力が得られます。
(ブロックダイアグラム)